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肉に別名がある?居酒屋のトリビアを紹介!南島原市の【和が家】

2019/02/08

南島原市にある居酒屋【和が家】です。

居酒屋にまつわるトリビア(豆知識)を今日もご紹介したいと思います。

 

今回は、当店でも取り扱っている「馬肉」に関するトリビアです。

馬肉って、別名で表現することがあるのをご存知ですか?

「さくら」です。

 

さくらユッケとか聞いたことはありませんか?

あれは馬肉ユッケのことですよね。

馬肉をさくらと呼ぶように、猪肉はボタン・鶏肉はかしわ・鹿肉はもみじと呼ばれることがあります。

でも、牛肉や豚肉に別名はないですよね?この不思議は江戸時代まで遡る必要がありました。

 

実は、先に紹介したさくら・ボタン・かしわなどは江戸時代によく食べられていたものでした。意外にも知られていませんが、牛肉や豚肉は明治時代になってから食べられるようになります。

 

江戸時代になぜ馬肉や猪肉に別名が存在していたのかは「徳川綱吉」の存在があります。

徳川綱吉といえば「生類憐みの令」ですよね。

生き物を殺すことを禁じたこの法律により、動物愛護の観点から精肉店で生き物の肉料理を出すことが禁じられました。

しかし、精肉店も急に店じまいするわけにはいかないため、偽名で商売を続けざるを得なかったというわけです。

 

江戸時代から食べられている馬肉は当店の一押しメニューでもあります。

ぜひ、南島原市へお越しの際は当店までお越しください!